EDOF調査その2
NaturalVue multifocal contact lens Visionneering
Technologies
NaturalVueコンタクトレンズは、老視、近視コントロールの為の使い捨てワンデーコンタクトレンズである。
中心遠用度で高加入度をもち+3.00D加入までの要求をカバーすると言われている。
以下は、NaturalVueの光学設計と、近視コントロールの効果についての調査である。

<NaturalVueの光学>
典型的中心遠用部コンタクトレンズは、レンズ後面頂点屈折力による、中心球面度数の光学ゾーンを持つ。
後面頂点屈折力は通常、いくつかの遠方頂点修正の一致後に眼鏡レンズ球面最適視力度数に合ったもの
が選択され、しかしながら、NaturalVueレンズは2020年ARVO文献に示された、レンズの中心から殆ど急速に
継続的に度が変化する特徴を持つ。この調査はテキサスのHouston大学のもとで行われ、度数形状のCoop-
erVisionのBiofinityとNaturalVue を持つProclear中心遠用部+2.50D加入度の遠近両用と比較された。
その2つのCooperVisionのレンズは、中心光学ゾーン半径1.5mm、その次に半径1.5mm〜2mmの間に1.25D
〜1.5Dのプラス度数が増える構造を持つことが分かった。この加入度はその後弱めのマイナスレンズで半径
3.8mmまで維持され、光学ゾーンの縁に届くまで、最も弱い度まで減衰する。比べて、Naturalvueレンズは、
半径2.6mm迄に平均最大プラス度3.31±0.36Dまで急速にプラス度が増加する2.6mmから3.0mmの間は、
平均的に減じられてプラス度は4.11±0.20Dである。度数はその後緩やかに、半径3mm光学ゾーン向かって
維持される。これは、全ページの中のまだ有用でない抽象的なピアレビューである一方で、このNaturalVue
屈折力形状部は半径2.5mmの形状に代表されるVTIによって図的に示された照準の中にある。
下図の青線は、ラジアル(半径方向に向かう)、サジタル軸性の形状を示す。(交換可能な用語)Houston大学
の文献と一致した中に。赤線は瞬間的接線方向の屈折力形状。もし、あなたがオルソケラトロジーの様な
レンズを有効だが違った情報をもたらすトポグラフィー(地形)記述の方法、あるいはこのケースの中の屈折力
形状の両方でフィットするなら、このコンセプトにより精通しているだろう。
2019年にVTIは、半径方向/サジタル面屈折形状が典型的に報告されたものからの区別として、レンズの
瞬間的屈折形状に代表されるNOMO波面前センサーを利用したものを始め、また報告した。これは下図に表
わされ、それはVitvision.comよりNaturalVue遠近両用屈折形状PDFよりのある予想である。この記述は、より
どの様にして瞬間VS半径方向/サジタル面屈折形状は異なる遠近両用レンズの設計の違いについて有効
であるか示している。全体の総計は?NaturalVueレンズは屈折形状の中の球面領域を持たないユニークな
設計として記述されている。NatulalVue遠近両用コンタクトレンズのプラス度数の進歩は周辺ボケを減じる
為に大いに十分なものである。これはEDOFを生み出す実ピンホール絞りを生じる。EDOF遠近両用設計の
コンセプト、或いはVTIのカテナリー曲線(懸垂線)我々の記述の中の新たに紹介された光学的にカテナリー
曲線(懸垂線)が紹介されたものについて、もっと学ぼう。コンタクトレンズ設計におけるEDOFの意味とは何
であるか。

<NaturalVueの役割は>
NaturalVueの中の球面的中心光学領域を持たないことは、周辺ボケや実ピンホール絞りを生むために設計
された。これは、老視のための単焦点加入の適合性を説明している。近視コントロールに関して、これは
周辺部ボケ理論に従い、網膜周辺の近くか自己の成長のためにゆっくり下がる又は、進行を止める近視的
ぼやけを受ける。これは、広範囲に動物モデルとして示され-Earl
smithVは、間違いなく、この分野にお
ける世界の先端の調査者で、ここに彼の講習の総論を読むことができる。
<光学的質の結果>
もう一つの2020年ARVO文献は全視距離を比べたNaturalVueとBiofinityCDレンズを通した網膜像の質の
モデリングを作った。比較することで、DIMS眼鏡レンズの中央明瞭形状は、評価されたソフトコンタクトと比
較した良い像に結論づける。しかしながら、全視距離の像の質は実質的に劣化した。これは、複雑な光学
または、球面中央光学領域の無いNaturalVueにもかかわらず、典型的な遠近両用コンタクトレンズの為の
光学的質と視力は同様であるべきだ。また、眼でのコンタクトレンズは動くので、意味がなく、近視コントロ
ール眼鏡レンズについては中央とか周辺の見え具合に違いはないであろう。
<乱視、マスクする、または集める?>
NatiuralVue遠近両用は、また老視に使うことができるか、NaturalVueフィッティングガイドの中に1D以下の
乱視の患者を選ぶことを提唱。より広範囲に書かれたProfessional
Fitting and Information Guide、しかし
ながら、その遠近両用の記述は視力の干渉の少ない2.00D以下の乱視を示す人が装用するかも知れない。
典型的な球面遠近両用以上により高いレベルの乱視を集めるこの潜在的能力は、「virtual
pinhole aperter」
「実ピンホール絞り」を生むために説明されたEDOFにユニークなNaturalVueレンズによる様である。
従ってこれは、乱視をマスクする(隠す)というより、部分的に集めている様だ。マスクするは、一般的に鏡面
タイプのコンタクトレンズにおける残余乱視として使われており、それでも、効果的にならない様に繰り返し
示されてきた。 これの院内でのケースについて、もっと知りたい場合は次をお読みください。
The NaturalVUE Multifocal Contact lens-Astigmatism
"Masking" or "Correcting"
<近視コントロールとNatural vue>
NaturalVue lensにおける中央球面光学ゾーンの消失は、周辺ボケと実ピンホール絞りを生むように設計さ
れている。これは、老視の単加入の適合性を説明している。近視コントロールでは、周辺ボケ理論に付随
する推測されるメカニズム、それにより、周辺網膜が眼の成長を弛めたり、止める近視的ボヤケを受ける。
これは、おそらく世界の先端を行く調査者EarlsmithVの動物モデルに示された。
<動物研究>
NaturalVueレンズの設計の2つの研究がコンセプトの証拠として、Wateloo大学で鳥において行われた。
まず、2つのレンズの設計で周辺加入勾配の最も効果的なものの結果が比較された。
2つ目は、ひよこのレンズ誘発近視が軸性の伸長か停止または2つの試験レンズ設計の屈折力進行に
保存されたものが示すことが出来たかも知れない。
<人間での研究-回顧的シリーズの記録>
2018年にCooperや他の者が32人の近視患者に10の実験、6〜20ヵ月、平均11ヵ月間のレンズ装着の
回顧的シリーズの記録を出版した。子供たちはレンズの装用を開始する前は、進み具合-0.9D+0.57Dで
ありNaturalVueを装用したとき、年換算の年進み具合は-0.03D+0.17Dに減じた。32人のうち一人の子だ
けが近視進行が継続的に増加していた。この予備的な小規模調査は軸長の測定は含まれなかった。
2018年にまた、Allerはある彼の一つの実験から回顧的記録のARVの文献を提出した。26人の平均11.8
才(6〜22才の幅で)連続した患者たちは(単焦点、オルソケラトロジー、アトロピン、他の遠近両用コンタク
トレンズを含む)様々な種類のものからNaturalVueに切り替えられた。
近視進行はNaturalVueのフィッティングに先だって、一旦新しいレンズを装着し計算された。NaturalVue
以前の進行は6カ月の率は-0.45、+0.42D、そしてフィッティングした後では平均0.00、+0.30D、11人の
これらの子供たちは、NaturalVueの前と後のフィッティングが有効な軸長データーがある。平均0.13+0.08
mmの進行から、0.07+0.07mmに減じたことを示した。著者はこの統計的重要な減衰は、ただ前の近視
扱いが遂行されたそのグループの子供たちに見られたと報告した。Aller、Cooperと同僚の著者たちは
別の2019BCLAミィーティングの回顧的研究の文献を出した。この記録群は、141人の子供たちを含み、
扱いを始める。そして、平均-1.07+0.83Dの進行の前にむ少なくとも-0.50Dの変更を示している。著者は
統計的重要な変化の全ての時間点の基準線と、その基準線を比較したRE変化の中に、おおよそ1.00D
のあると示した。この訓練の前の子供たちの軸長の増加は0.03mm〜1.03mm平均0.42+0.33mm。
これは、12〜17ヵ月間に平均0.19+0.17mm変化し減じ、進行において55%減少と記録された。
2020年の国際近視シンポジウムでVisioneeringTecnologiesは長い期間での近視コントロールを示した
付加的医療データーを示した。これはスポンサーの記述Review
of Myopia Management; New clinical
evidence through five years: NaturalVue Multifocalに記録された。それは、Cooperと他の人々の回顧
的2018年の研究から続け、又今回は多くの場所に亘る6〜59ヵ月間から続いた153人の子供たちを含む。
彼らは扱いを始める前に、む子供たちの過去の進行と比較したとき、屈折の進行は0.9D減ったと記録し
た。36人の子供たちは、彼らの軸長が測られ、そして平均的変化が0.10mmであった。この集団は追跡
が続けられ、それにより、より多くのデーターが期待できる。

<図2> Cooperと他の人の2018年に続く記述
それぞれの屈折エラーのベースラインのプロット、等価球面(SE)のDiopter(D)対フォローアップ時間
(月)、前と装用後の両方のNaturelVue遠近両用6〜25ヵ月(右眼)、Y軸の変化は屈折の変化を示す。
X軸は時間(月)の変化、各線の傾きは、扱いの前と後の近視の進行の合計を示している。
2022年の7月に回顧的分析記録が出版され、NaturalVue新たな遠近両用レンズ6〜72ヵ月の間装用した
5才から20才の196人の患者さんのクリニックの経験のより詳細な情報が示された。
患者グループの各点での年間屈折近視進行の平均は0.25D未満。もっと知りたい場合は我々の「Myopia
profile Science Summaryを読んでください。
<我々は何が分かるか>
NaturalVueは近視コントロールに効果があるように見える。その示された回顧的記録は、これまでのところ
現実世界の医療的観察を示している。そして、もしそれぞれの患者さんや、彼らの両親がゆるやかな屈折
性、軸性の近視進行が観察されたなら、これはそれぞれにとって良い結果である。
<我々は何が分からないか>
Naturalvueの相対的近視コントロールの効果が何であるかは、他の製品が有効であるか、あるいは、単焦
点グループがコントロールされているか。コントロールを含むこれらの研究が全くなければ、屈折性または
軸性の進行の絶対的減衰は、まだ知られていない。示されたコントロールのパーセント率は、これまでの
ところ、2つのマッチしたコントロールと扱ったグループの比較というよりむしろ、同じ個々の中の前と後の
フィッティングということである。近視進行の比較はそれでもいずれにせよ、ゆるやかになる傾向があるので
同じようなそれぞれの介入の前と後の進行の比較は、年齢を増すことでもたらされる。数パーセントゆっくり
することに、いつも示されているようである。
<どこでNaturalVueがあなたの近視コントロールの道具の中にフィットするか>
NaturalVue遠近両用コンタクトレンズの3つの医療的メリットは、使い捨て、あるいは-12.15Dまで
有効、一部2Dの乱視(良い視力が示されて)まで潜在的に可能であること
1日使い捨てのレンズは、近視コントロールレンズにとして最も安全な方法である。(より知りたい場合は、
link経由でContact Lens Safty in Kdsを読んでください)
インフォームドコンセント(医師と患者との十分な情報を得たうえでの合意)が、いくつかの近視コントロール
手法の重要な要素である一方で、強い度の近視の人(5〜6D以上)の管理、、眼の病理学的リスクの管理
が重要である。と同様に一般的な近視コントロール効果の調査の証拠の不足により、その自身の特定の
挑戦がもたらされる。コンタクトレンズは強い屈折異常の為の重要な視力矯正の部分で、しかしそれゆえ
NaturalVueレンズが近視矯正の、ある選択、あるいは、強い、非常に強い近視のための、近視コントロー
ルのための潜在的なものを提供する。
著者の紹介
Kate Giffordさん、国際的に有名な医科学オプトメトリスト、教育者

2025/01/26